創立92年目を迎えました

本日、2月1日は創立記念日です。

昨夜からの雪で、1面真っ白となった2月1日、本学園は92回目となる創立記念日を迎えました。

朝8時半、朝の点呼後に学園内にある弥栄神社にて参拝した後、加藤理事長のお話がありました。

初代校長・加藤完治先生直筆の書には、このように書いてありました。
「生を肯定して始めて農の意義を知る。
衣食住の原料生産に努力するは善也」

加藤完治先生は、山で遭難しかけた時、持っていたゆで卵2個で命拾いをしました。
その経験から、衣食住の原料を生産する農業の大切さを実感し、官職を去って農業生産の現場に従事することとしたそうです。

また、その後に留学したデンマークの地で国民高等学校の制度を見聞し、これを参考に本学園の創設されたという経緯についてもお話がありました。

普段忘れがちですが、農業というのは「衣食住」すべてに関わる重要な産業であること、これを生業としていくことの誇りを、雪で凛と冷えた空気の中で改めて思い出した朝となりました。


弥栄神社での参拝


熱く語る加藤理事長