創立記念日にあたって
2020年02月01日
2月1日で創立93年を迎えました!
本日2月1日は創立記念日です。
学園内にある弥栄神社で祈念した後、理事長と学園長の講和がありました。
昨年は一面雪景色でしたが、今年はタンポポが足元に!
理事長からは、昭和13年の大水害時の話がありました。
水害で周囲の農家の水稲が被害にあった際、学園の陸稲を水田移植苗としてすべて無償で配布したこと。
自家消費用の陸稲だったため、職員と学生はその年はソバを育ててしのいだこと。
そうした農業者に対する初代校長の真心が地域の農業者には伝わっており、敗戦後の農地解放で学園の存続が危機に瀕した際には、逆に地域の農業者が学園の味方になってくれたこと、といった話がありました。
ちょうど今、新型コロナウィルスが発生し、中国からの人と物の往来が制限されています。
自給率が下がり、海外からの輸入の割合が増加している昨今、何かあればいつストップしてしまうかわからない日本の食料事情。
食料生産に従事することの大切さを、今年も熱く語っていただきました。
食料生産に従事することの大切さを、今年も熱く語っていただきました。
学園長からは、今後の運営方針について話がありました。
農業従事者が減っている中、本学園の学生数も減っていること。
3月に卒業する学生は、少ない人数でどのように農場で生産していくか、今の学園と同じ状況に直面するであろうこと。
学生獲得の対策として、実習中心で不足しているカリキュラム等の改革を徐々にしていること。
そして、今後は多様な人材を受け入れ、一人ひとりに応じたプログラムを提供していく方針であること、といったことが話されました。
寒風の中でしたが、太陽の温かな日差しも感じられる中で、明るい未来が見えた創立記念日の講和となりました。
学生獲得の対策として、実習中心で不足しているカリキュラム等の改革を徐々にしていること。
そして、今後は多様な人材を受け入れ、一人ひとりに応じたプログラムを提供していく方針であること、といったことが話されました。
寒風の中でしたが、太陽の温かな日差しも感じられる中で、明るい未来が見えた創立記念日の講和となりました。
学園内の弥栄神社で参拝
今年も熱い話が聞けました
前向きな希望に満ちた話をきくことがきました
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