学園の現在
日本農業新聞 2021年1月の紙面にて、「食と農のこれから」と題して本校 農業実践力養成科学生の志望動機、将来の展望などが特集されました。入学検討者の参考にしていただきたく、記事を転載します。コロナで体感「農業っていい」 多業種から入校生国際協力から転身 「ま
日本農業新聞 2021年1月の紙面にて、「食と農のこれから」と題して本校 農業実践力養成科学生の志望動機、将来の展望などが特集されました。入学検討者の参考にしていただきたく、記事を転載します。コロナで体感「農業っていい」 多業種から入校生国際協力から転身 「ま
0度近くまで冷え込んだ晩秋、丘陵地のビニールハウスの中は春のような暖かさで、イチゴの白い花の周りには蜜蜂の羽音が響いていた。「蜂が近くに来ても払わないで。攻撃されるかもしれないから」。水戸市の郊外、新規就農者の専門学校「日本農業実践学園」の研修施設。2カ月前に入校し、1年後にイチゴ農家として独立を目
吹き抜ける風が肌寒さを増した2020年11月下旬、水戸市にある日本農業実践学園の講義用あずまやで、多品目の野菜農家を目指す吉田誠也さん(30)が、パソコンに野菜の生育データを打ち込んでいた。背後には自身で種から育てた10品目の畑が広がる。東京大学大学院で植物のバイオテクノロジーや分子生物学を
温床作りの作業中、すきを肩に担ぎポーズを取る雙田さん(水戸市で)「自信はまだないけれど、怖いほど迷いがない。きっと僕は農業が好きなんだと思う」。新型コロナウイルス禍の2020年度に日本農業実践学園に入校した18人の中で最年少、28歳の雙田貴晃さんが、ナスを促成栽培する温床を作ろうと土壌を掘り