専攻部門

有機農業

学園で考える有機農業

有機農業の本来の意義は、

「生きた土壌を基盤として、地域にある資源を活かしながら、可能な限り環境への負荷をなくし、将来にわたり持続可能な農業システム」

であると考えています。

また、有機農業は微生物を生かした農法であり、土壌中の微生物の働きなしには土づくりはできないことから、微生物のエサとなり、土壌中に栄養分として蓄えておくことができる有機物を分量、方法などを考えながら投入することを心がけています。

有機農業には様々なスタイルがありますが、私たちは有機農業における自然の循環への順応、地域資源から生み出されるたい肥の利用、規格外農産物の鶏餌への使用など、様々な形で循環が機能するように取り組むこととしています。

考え方のポイントをまとめると次のとおりとなります。

農業は地道でまじめな営み。自然の仕組みを理解する姿勢を持ち、観察を繰り返していくことにより本物の有機農産物を作っていく

自然環境に配慮した維持可能な農業地域とのつながり。農山村環境の維持・再生有機農業を伝えるのは、単に技術だけではない

 

有機のがくえん(日本農業実践学園 有機農業部門)では、すべての作物を有機栽培(無農薬、無化学合成肥料)により育て、土づくりにより土壌が持つ力を最大限活かしていくことで、安心しておいしく食べられる食材を提供できるよう日々農作業に励んでいます。

また、毎年有機JAS認定を取得。国が定めたJAS規格に沿った生産・出荷管理を行い、JASマーク入りの表示を行っています。

独立して有機農業を始めるために必要な知識・技能を提供できる場としてさらに充実させ、未来の子供たちにつなげていく農業のあり方を提案していけるよう、さらに新たな取組にチャレンジしていきます。 

 

有機のがくえんの特色

  • 畑・水田・養鶏の複合管理
  • 農薬・化学合成肥料は一切使わない栽培
  • 畑 16カ所150a やや小規模分散
  • 実習を通じたハウス建設による冬場での出荷(栽培ハウス3棟)
  • 水田は、手植え・手刈り・天日干し水田10a
  • 養鶏 200羽程度(ヒナ導入)
  • 有機JAS取得    141a(2018)
  • 一年を通じた緑肥栽培、太陽熱消毒
  • 農あるくらし講座における 野菜・水田作業対象圃場

実習風景

  • 実習前の講義風景